きめ細やかな果肉とみずみずしい甘さが魅力のフルーツ、桃。季節になると果物売り場には特有の芳香がただよい、その場にいるだけで幸せな気持ちにさせてくれます。高級感たっぷりの味わいは、ギフトやお取り寄せの品としても定番です。
桃の旬
旬の時期
6月〜8月上旬
桃は6月から旬を迎え、たくさんの種類の桃が道の駅うきはに並びます。それぞれの品種の収穫時期が短く、6月から始まり、一週間ごとに品種が変わっていきます。7月から8月上旬が出荷量の多い時期になります。
うきはの主な桃の品種と出荷時期
「うきはの桃」はなんと40種もあります。白桃に黄桃はもちろん、直売所にはめずらしい品種も並ぶので、さまざまな種類の桃を買って、食べ比べしてみるのも良いですね！その中から、おすすめの品種とその特徴をご紹介します！
※品種の特徴は個体差がありますので参考程度にご覧ください。
※出荷時期は天候等によって前後する場合があります。
ちよひめ
【出荷時期】6月中旬ごろ
柔らかい食感で果汁が多く酸味が少ない白桃です。
ちよまる
【出荷時期】6月中旬ごろ
柔らかい食感で果汁が多く香りの良い黄桃です。
日川白鳳
【出荷時期】6月下旬ごろ
日川白鳳（ひかわはくほう）は、柔らかい食感で酸味が少なくジューシーな桃です。
あかつき
【出荷時期】7月上旬ごろ
歯応えがよく濃厚な甘みと果汁たっぷりの桃です。
あまとう
【出荷時期】7月上旬ごろ
歯応えがあり甘みが強く果汁たっぷりの桃です。
勘助白桃
【出荷時期】7月中旬ごろ
勘助白桃（かんすけはくとう）は、やや固めで果汁たっぷりの大玉の桃です。
なつっこ
【出荷時期】7月中旬ごろ
やや固めで甘みが強くなめらかな口当たりの桃です。
川中島白桃
【出荷時期】7月下旬ごろ
川中島白桃（かわなかじまはくとう）はしっかりした食感で酸味が少ない大玉の白桃です。
黄金桃
【出荷時期】7月下旬ごろ
柔らかい食感で甘みも強く適度な酸味で濃厚な黄桃です。
| 上 旬 | 中 旬 | 下 旬 | |
|---|---|---|---|
| 5月 | [ひめこなつ] | ||
| 6月 | [ふくおとめ]・[さおとめ] | [ちよひめ]・[ちよまる]・ [はなよめ] | [武井白鳳]・[たまき]・[日川白鳳]・[恋みらい] |
| 7月 | [夢富士]・[みさか白鳳]・[あまとう]・[千曲白鳳]・[あかつき] | [勘助白桃]・[なつっこ]・[なつおとめ]・[嶺鳳]・[つきあかり] | [長沢白鳳]・[黄金桃]・[志賀白桃]・[一宮白桃]・[清水白桃]・[川中島白桃] |
| 8月 | [みさかっ娘]・[つきかがみ]・[あぶくま] | [幸茜] | [さくら]・[瀬戸内白桃] |
おいしい桃の選び方
- 形が左右対称で、ふっくらとした丸みがあるもの
- 果皮がなめらかで、全体にまんべんなくうぶ毛が生えているもの
- 緑色がかった未熟な部分がないもの
- 桃特有の甘い香りが強いもの
このほか、日光に当てて育てられたピンク色の桃であれば、皮の色が濃く、表面にそばかすのような白い斑点が出ているものが甘くて美味しいと言われています。
桃の保存方法
長時間低温にさらされると甘味も風味も落ちてしまうので、買ってきた桃をすぐに冷蔵庫に入れるのはNG。
桃の保存は常温で、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くのが基本です。
食べる1～2時間前に冷蔵庫に入れて、ほどよく冷やしてからいただきましょう。
桃の食べ頃は好み次第
桃の食べ頃は、食べる人の好みによってさまざま！
かための桃が好みの場合は、日をおかずにできるだけ早く食べることで、シャキシャキとした新鮮な食感を楽しむことができます。やわらかめが好みの場合は、購入後2～3日ほど常温で保存しましょう。
手のひらに乗せてみて、少し弾力が感じられるようになった頃が食べ頃です。
品種によっては日が経ってもやわらかくならないものもあるので、様子を見ながら食べ頃を見極めてくださいね。
